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Z2024J99 ZENIC INC.
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ZEN2024F
4.動作説明
通常、
の動作はシステムソフトウェアにより制御されます。各種の機能を有効に実行させるため
ZEN2024F
に、外部入力端子およびコマンドによる動作設定を行う必要があります。なお、アップダウン・カウンタと
他のレジスタとのリードライトタイミングはチップ内部で同期化されていますので、カウンタの動作中でも、
データの読み出し・書き込み、コマンドの書き込み、ステータスの読み出し等の操作が行えます。また、各
チャンネルは完全に独立して各種設定が可能です。
4−1.CPUインターフェース
インターフェイスは、外部入力端子CHS,C/D,CE,RD,WRの4信号により行います。具
CPUとの基本的な
体的な動作については下の表を参照下さい。
CE
CHS
C/D
RD
WR
動
作
1***
*
ディスエーブル(データバス : Hi-Z)
0000
1
読み出しレジスタ・リード(ch.0)
0100
1
読み出しレジスタ・リード(ch.1)
0001
0
データ・ライト(ch.0)
0101
0
データ・ライト(ch.1)
0010
1
ステータスレジスタ・リード(ch.0)
0110
1
ステータスレジスタ・リード(ch.1)
0011
0
コマンド・ライト(ch.0)
0111
0
コマンド・ライト(ch.1)
注) * は任意
4−2.システムモード
には、下記の2種類のシステムモードが存在します。まず、初期設定としてコマンドでいずれ
ZEN2024F
かのシステムモードを選択する必要があります。次に、希望するカウント動作に合わせて、コマンド、カ
ウンタ値、各レジスタ値を設定します。
(コマンド:90H 実行以後またはシステムリセット時)
4−2−1.モード0
(弊社旧品種)と同一の命令セットとなります。
ZEN2001P
EXTBnは汎用入力端子Unとして設定されます。
1組の比較レジスタ・コンパレータが有効になります。
(コマンド:91H 実行以後)
4−2−2.モード1
モード0の上位互換となり、モード0の全ての命令セットが使用可能です。
EXTBnは出力端子に設定され、EXTAnとEXTBnはモード1固有の命令セットにより、
出力する信号を各種選択できます。
さらにモード1では、2組の比較レジスタ・コンパレータが有効になります。